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液状化現象「再発防止策」事業化なる?〜熊本地震から2年半、北海道地震でも深刻な問題となる

液状化現象「再発防止策」事業化なる?〜熊本地震から2年半、北海道地震でも深刻な問題となる

2016年の熊本地震により、近見地区では液状化被害を受けました。

液状化により傾いた建物、現在では解体された跡地も多く見られます。

熊本市南区では熊本地震以降、液状化の再発防止に向け実証実験が行われていましたが、ようやく「有効性が認められる」という判断が下されました。

住民による異論がなければ、熊本市では地下水をくみだし事業化するとのこと。

 

関連記事:【北海道地震 震度6強】を受け防災品を見直す~水、トイレ、多機能ラジオ、ライトなどの必要性を【熊本地震】で実感

 

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液状化現象(えきじょうかげんしょう)

201896日に発生した北海道地震で、液状化によって大きく傾いた住宅の映像がありました。

液状化により、陥没した道路からマンホールが飛び出したり、電柱が倒れたりということもあります。

 

2年半前の熊本でも、同じような液状化が発生しているのです。

 

道路もボコボコ道になっていましたよね。

震源地となった益城町の川沿いの地域は、液状化により地割れや地盤沈下している所がほとんどででした。

地震発生のたびに「液状化」という問題が浮上しますが、そもそも液状化とはどのようなことなのでしょう?

主に同じ成分や同じ大きさの砂でできている土が、振動によって「液状」になってしまうことをいいます。

地下水で満たされている場合に発生しやすいといわれています。

砂でできた地盤は砂の粒子が結び合って支えているのですが、地震により繰り返し揺れることで地下水の圧力が強くなり、砂粒子の結びつきがバラバラになって地下水に浮いた状態となるのです。

そのため、水よりも比重の重いもの(建物)は沈み、軽いもの(マンホールなど)が浮き上がったりします。

上記のツイッターによる画像が、まさにその状態なのです。d( ̄  ̄)

 

液状化が起こりやすい土地

「埋立地」が液状化になるイメージですが、それだけではなく液状化が起こりやすい土地というのは大きく7種類もあるそうです。

新しい(若い)土地
東日本大震災時、千葉県浦安市の液状化現象がこれに当たるそうです。

ディズニーランドが開園して35年、そのくらい頃から急激に住宅が増えた場所ですね。

浦安市はじめ、5060年以内に造成された埋立地で著しい液状化被害が見られたそうです。

 

もともと川・沼・池だった場所
川、川の流路だった場所や沼があった土地は、地下水位が高く、ゆるい河床砂や埋土が存在するので最も液状化が起こりやすい土地です。

 

大河川の沿岸
河川沿岸というのは川が運んできた土砂が堆積しています。

特に、過去、氾濫が起きている地域は、土砂の堆積が盛んで水はけも悪いので注意が必要です。

 

砂丘の裾や砂丘間低地
砂丘は、風によって運ばれた砂が堆積して形成された丘状の地形です。

砂丘砂は均等粒径の中砂や細砂で、液状化しやすい砂なのだそうです。

 

埋め戻し地盤
日本が砂鉄の産地であることは世界的にも有名です。

1960年代頃までは、盛んに採掘が行われていたことはご存知かと思います。

砂鉄を選別して、砂を埋め戻して締固めもしなかったため、砂鉄採掘跡地の地盤はとても緩い地盤となっています。

東日本大震災では、砂鉄の採掘跡地の埋戻し地盤が広範囲に液状化しました。

 

沢埋め盛土の造成地
谷や沢を埋めた部分は、盛り土の厚さが厚く地下水の流れもあるため、液状化が起きるそうです。

「山」とか「丘」が付く地名には注意が必要なようですよ。

 

過去に液状化が起こった土地
一度液状化が起きた土地は締め固めるため、液状化が起きないと聞きますが、液状化時に離ればなれになった砂粒が、必ずしも隙間なく密に堆積するわけではないことから、やはり注意が必要だということです。

 

いかがでしょうか?

「液状化」「液状化現象」とは耳にするものの、なかなか自分のこととして捉える機会は少ないですよね。

これから家を建てる予定のある方、また中古住宅を購入予定の方は、土地の状態、建物が立てられる前はどのような場所だったのか?などを調べることが「液状化対策」につながりそうです。

木造住宅は特に、液状化の影響を受けやすいので注意が必要です。d( ̄  ̄)

 

関連記事:【大地震発生】余震の恐怖はいつまで続くのか?~余震のメカニズムや被害、注意点!!

 

熊本市の液状化防止策「有効」

熊本市によりますと

実験前に地表から約1.5メートル下にあった地下水位は想定通り約3メートル下まで低下。

地盤の沈下も想定範囲内の最大26ミリにとどまった。

地盤や模擬家屋の傾きは0.1度以下で、住宅の品質を確保する国の基準に照らして問題はなかったという。

停電を想定してポンプを10日間止めたり、梅雨の影響も確かめたりしたが、地盤の状況はほぼ変わらなかったといい、市震災土木施設対策課は「データの解析途中だが、近見地区に合った工法と言える」としている。

実験が行われた場所はこちら
液状化現象「再発防止策」事業化なる?〜熊本地震から2年半、北海道地震でも深刻な問題となる
画像参照元

地域の方が長く安全に暮らせるために、同意がまとまれば、来年3月にも工事を発注したいとの市の意向ですが、住民の方にとっては複雑な問題のようです。

地震発生から2年半の時を経た今、すでに自身での対処、対策を行い生活を再建させた方も少なくありません。

また、液状化が原因で家に住むことが不可能となり、すでに地区外に転出された方もいらっしゃいます。

生活が日常になった現在、生活より再発防止を重視する方がどのくらいいるのでしょうか?

地区内の自治会会長によると「地震直後は市の対策に期待や関心を持つ住民も多かったが、今では濃淡がある」と指摘されたそうです。

ようやく生活再建へ向けて軌道に乗ってきたところ、再発防止に向けて動く余裕はないということですよね。Σ(・・;)

住民の方が複雑な心境であることは、よくよく理解できます。

しかし、震度6、震度7といった地震がないというは限りません。

もしもを考えた時、再発防止を行わなければ、また同じ惨劇を繰り返してしまうことも事実・・( ;∀;)

熊本市と地域の方がうまく折り合い、事業化できれば、これから移り住んでくる若いご家族などにはとてもありがたいことですよね。

もちろん、緊急時のメリットは大きいと言えるでしょう。

事業化で活用する国の補助は、1工区が3千平方メートル以上あって工区内に10戸以上あることが必須要件なのだといいます。

熊本市では独自財源まで投じ、設備維持費も含めて個人負担をゼロにする方針。

対策工事の影響で家が傾くなどした場合は損害賠償する考えも示しており、「100パーセントの同意を目指し、丁寧な説明を重ねたい」としている。

熊本日日新聞

地震発生のたびに深刻化する「液状化現象」

今回の北海道地震においても例外ではありません。

これから再建へ向け、ご苦労されることと存じます。

熊本市が良い前例となって、日本中が安心して暮らせる土地になることを心から願います。

 

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液状化現象「再発防止策」事業化なる?~熊本地震から2年半、北海道地震でも深刻な問題となるを最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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