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台風21号,24号【最大瞬間風速50m/s】超えってどのくらい?〜風の強さで受ける被害の違いについて

台風21号,24号

2018年は異常気象というしかなく、猛烈な暑さに続いて「台風」の多さに驚きと恐怖を感じる次第です。

先日の台風21号、関西空港付近の最大瞬間風速は「58.1m/s

その強風が、全長89m1591トンのタンカー船をあおり、連絡橋に衝突する事態となりました。

被害はタンカー船だけではなく、住宅の屋根やトタン飛ばし、ビル建設中の足場を崩すなど、多くの被害を与えました。

被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

加えて、一日も早い地域の復旧をお祈り申し上げます。

 

熊本で起きた過去の台風

1991年・台風19号(ミレーレ)

覚えていらっしゃるでしょうか?

この年も台風が続き、19号(ミレーレ)以前に、台風14号が静岡県に上陸、17号が長崎に上陸。

その後、18号が秋雨前線を刺激して東日本に接近するなど台風被害が相次いでいました。

その矢先の台風19号(ミレーレ)、熊本でも最大瞬間風速で50m/s以上を観測しています。

 

1999年・台風第18号(バート)

熊本県北部に上陸して、強風・高潮による大きな被害を出した台風です。

台風の強い勢力、満潮のタイミングが重なったため、熊本県宇土郡不知火町では高潮による犠牲者も・・(心よりお悔やみ申し上げます。)

18号の最大瞬間風速は、牛深の66.2m/sでした。

 

2006年・台風第13号(サンサン)

13号は多く熊本の皆様の記憶にも残っているのではないでしょうか?

九州上陸、そして記録的な暴風や竜巻をもたらし、激甚災害に指定された台風です。

福岡市で最大瞬間風速49.0m/s、佐賀市で観測史上三位の最大瞬間風速50.3m/s、長崎県の野母崎では観測史上最大の最大風速46m/sが観測されています。

 

2015年・台風第15号(コーニー)

熊本県宇城市付近を通過、その後荒尾市付近に上陸。

その後も九州や中国、四国の一部などを暴風域に巻き込みながら九州北部を縦断し、日本海へ抜けた台風です。

15号での最大瞬間風速は、国内歴代7位で71.0m/sが観測されています。

熊本市の最大瞬間風速41.9m/sでした。

熊本城では、旧細川刑部邸の長塀が約70メートルにわたって大きく倒壊するという被害を受けました。

台風15号、熊本城を襲う 

 

これが全ての台風ではありません。

九州は台風の経路になることが多く、数多い台風を経験していますが、とりわけ記憶に残っているものを挙げてみました。

記憶に残るということは「恐怖を感じた」「身の危険を感じた」ということですよね。

台風の際「強風」は、とても恐怖を感じます。

しかし、最大瞬間風速、最大風速という言葉をよく耳にしますが、数字を見るだけではその強さがよくわからないものですよね。

 

強の強さで変わる被害

風の強さで、私たちが受ける体感はどのように変化するのでしょうか?

また、2018年の台風21号最大瞬間風速は「58.1m/s」とは、どのような強さだったのでしょうか?

 

瞬間風速 10m/s(やや強い風)

人:風に向かって歩きにくくなり、傘がさせない。

樹木や電線:全体が揺れ始める。

屋外設置物:看板やトタン板がばたつき始め、アンテナが揺れる。

 

瞬間風速 20m/s(やや強い風)

人:風に向かって歩けなくなり、転倒することもある。

樹木や電線:電線が鳴り始める。

屋外設置物:看板やトタン板が外れ始める。

 

瞬間風速 30m/s(強い風)

人:何かにつかまっていないと立っていられない。

樹木や電線:細い木の幹が折れたり、根の張っていない木が倒れ始める。

屋外設置物:看板が落下・飛散する。

走行中の車:通常の速度で運転するのが困難になる。

建造物:固定されていないプレハブ小屋が移動、転倒する。

 

瞬間風速 40m/s(非常に強い風)

人:屋外での行動は危険。

屋外設置物:看板が飛散し、道路標識が傾く。

走行中の車:走行中のトラックが横転する。車の走行は危険。

建造物

・外装材が飛散し、下地が露出し始める。

・固定の不十分な金属屋根の葺き材がめくれる。

・養生していない仮設足場が崩落する。

 

瞬間風速 50m/s(非常に強い風)

人:屋外での行動は危険。

樹木や電線:多くの樹木が倒れる。

屋外設置物

・電話ボックスや自動販売機が倒れたり、移動したりする。

・電柱や街灯が倒れる。

・ブロック壁が倒壊する。

走行中の車:走行中のトラックが横転する。車の走行は危険。

建造物

・老朽化した木造住宅が倒壊する。

・金属屋根の葺き材が広い範囲で剥がれる。

・固定していない雨戸や窓シャッターが外れはじめる。

皆様のツイートにより、21号と24号は風速50m/s以上の、非常に強い風だということがわかります。

 

瞬間風速 60m/s 以上(猛烈な風)

瞬間風速 50m/sまでの状態に、木造住宅の倒壊が始まる+鉄骨構造物が変形する+鉄塔が曲がることもある。

引用元:日本風工学会

風速が強まるごとに、被害がプラスされていくと考えてください。

 

風速「58.1m/s」が、どのような恐ろしさを持つかご理解いただけるかと思います。

風速10m/sを越したら、気になることがあっても、風がおさまるまで屋内で待機するのが望ましいですね。

人間の力ではどうにも制すことのできない自然の力ですので、何が起きるかわかりません。

為す術もありませんが、避難することはできますので、台風の影響を受ける地域では、避難所情報(マップ)を元に身の安全を守ることを最優先に考えなければいけません。

風の強さ、雨の多さも重なり、さらなる被害が生み出されることもあるので、気を抜かない警戒が必要だと感じます。

交通情報もこまめにご確認ください。(熊本版)

→ 電車運行情報

→ 九州自動車道交通情報

→ 阿蘇くまもと空港の飛行機フライト状況

これ以上、日本に、地球に被害が及ばないことを心から祈るばかりです。

 

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台風21号,24号【最大瞬間風速50m/s】超えってどのくらい?~風の強さで受ける被害の違いについてを最後前お読みいただき、ありがとうございました。



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