熊本市域の総鎮守として信仰を集める藤崎八旛宮(ふじさきはちまんぐう)。
一年の無病息災を祈願するため、毎年「初詣(はつもうで)」にはたくさんの参拝者が訪れます。
熊本県の初詣スポットとして、当然上位にランクインされています。
2021年のお正月もたくさんの人が訪れることが想像されますので、周辺の駐車場やおすすめのアクセス方法などをご紹介いたします。
関連記事:【加藤神社】清正公を祀る人気スポットへ初詣~年末年始の交通規制、駐車場利用時間やおすすめの徒歩コース!!
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目次 Contents
藤崎八旛宮(ふじさきはちまんぐう)
2021年の初詣については、コロナウイルスによる影響が懸念されるところです。
藤崎宮においても、対策を実施されていますが、参拝者一人一人が十分な配慮で初詣にお出かけされることを強く願います。
2020年12月1日より、新しい年の御神札・お守り等の授与品を頒布致します。
また、お正月期間を、節を分ける『節分の日』までとし正月の授与品をお分け致す事としました。
命を守るために『密』を避けながらの参拝をお願いする所でございます。
当宮におきましても、職員や巫女のマスク着用、毎日の検温、授与所での飛沫防止スクリーン等出来る限りの感染予防を行います。
然しながら消毒液につきましては、参拝に来られます数十万人の方々全てがお受けになることは難しいかもしれません。
そこで、例えばミニボトルをお持ちの方はご自身で消毒液を持参なさりいつでも消毒が出来るよう準備なさるのも効果的な予防策になるかと思います
。
時代を遡ること935年、敕願により藤原純友の乱の追討と九州鎮護のために創建されました。
石清水八幡宮から勧請を受けた九州の石清水五所別宮の一社です。
・大分八幡宮(だいぶはちまんぐう):福岡県飯塚市大分1272
・千栗八幡宮(ちりくはちまんぐう):佐賀県三養基郡みやき町大字白壁字千栗
・鹿児島神宮(かごしまじんぐう):鹿児島県霧島市隼人町内2496-1
・新田神社(にったじんじゃ):鹿児島県薩摩川内市宮内町1935-2
【藤崎八旛宮(ふじさきはちまんぐう)】は、応神天皇を主祭神とし、神功皇后・住吉三神を相殿に祀っています。
応神天皇(おうじんてんのう)は、第15代天皇で、相殿に祀られている神功皇后(じんぐうこうごう)と第14代天皇 仲哀天皇(ちゅうあいてんのう)の子供になられます。
(仲哀天皇は、あの有名なヤマトタケルの第2子になられる方。)
でも、記紀(きき)では、神功皇后と神の子供だとされているんですね。
つまり応神天皇は、半神(はんしん)な訳です。
神功皇后の身に宿られた時から「王」になることを宿命づけられていたことから「王神(応神)」になったとされています。
歴史は古く、歴代の国司から民衆にいたるまで、多くの人々から崇敬を集めてきました。
鎌倉時代以降は歴代領主の崇敬を受け、江戸時代には熊本城の鎮守社ともされたそうです。
現在は、熊本大鎮守として信仰を集め、祈願から人生儀礼などにおいて参拝される藤崎八旛宮です。
もともとは、茶臼山(今の藤崎台球場)に創建されたのですが、1877年、西南戦争で社殿を焼失し、現社地に移転して復興しました。
藤崎八旛宮境内にはどんな建物が?

本殿(ほんでん):神社の社殿のうち、神霊を安置してある社殿
申殿(もうすでん)
拝殿(はいでん):本殿の神様へ祈りを捧げるために建立されたもの
楼門(ろうもん):やぐらのある門、二階造りの門のこと
神楽殿(かぐらでん):神社の境内に設けた、神楽を奏するための建物
回廊(かいろう):長くて折れまがった廊下のこと
手水舎(てみずや):参拝者が身を浄めるために手水を使う施設のこと
能楽殿(のうがくでん):社殿において、能楽を奉納する場所のこと
神徳館(しんとくかん)
社務所(しゃむしょ)
武内社(たけうちしゃ):祭神 武内宿祢大臣
六所宮(ろくしょぐう):祭神 加茂大神 春日大神 松尾大神 稲荷大神 八坂大神 貴船大神
先師社(せんししゃ):祭神 肥後武道先師
荒人社(あらひとしゃ):祭神 左中将 橘能員神霊
菅原社(すがわらしゃ):祭神 左中将 菅原道真公
三光宮(さんこうぐう):祭神 大己貴神 少彦名神
日田社(ひたしゃ):祭神 鬼蔵大夫永弘 鬼蔵大夫永興 鬼大夫永季 三毛入野神 老松神
灰塚社(はいづかしゃ):祭神 軻遇突智神
御崎社(みさきしゃ):祭神 素盞嗚尊
藤井恒社(ふじいがきしゃ):祭神 八旙大神
清原元輔(きよはらのもとすけ)歌碑:「藤崎の軒の巌に生ふる松
いま幾千代か子の日過ぐさむ」
後藤是山(ごとうぜざん)句碑:「初茜 神話の阿蘇を 東に」
年始の藤崎宮 開門時間
1月1日 0:00~21:00
1月2日 6:00~20:00
1月3日 6:00~19:00
(歳旦祭は、元旦(1月1日) 6:00~行われます。)
混雑すると考えられる時間は
・1月1日 8:00~21:00
・1月2日 10:00~18:00
・1月3日 10:00~17:00
藤崎八旛宮へのアクセス
所在地:熊本県熊本市中央区井川淵町3-1
問い合わせ:096-343-1543
車の場合
九州道植木IC~国道3号線を南へ35分、熊本IC・益城熊本空港ICからは20分
約100台収容の駐車場が完備されていますが、「正月三が日」は利用できませんので、ご注意ください。
藤崎宮八幡宮周辺の駐車場を探す
バスの場合
藤崎宮前バス停下車、徒歩約6分
来たみちを少し戻ると左手に、このような藤崎八旛宮鳥居が見えます。
産交バス、熊本電鉄バス、熊本都市バスがそれぞれ運行されています。
現在の時間に合わせて「利用バス」を検索されてください。(運賃も表示されます。)
混雑回避おすすめアクセス
藤崎宮八幡宮は、熊本県で上位にランキングされる初詣の人気スポットですので、新年早々に、参拝者で大混雑するのは十分予想できます。
2017年12月31日大晦日
除夜の鐘が響く頃は、すでにこのような状況です。
今年もここで初詣! (@ 藤崎八旛宮 in 熊本市, 熊本県) https://t.co/0F6gv8skO4 pic.twitter.com/3LXBdrni65
— たむたむ (@tamutamu_MAX) 2017年12月31日
1月1日、初日の出を迎えた後はさらに参拝者の数は増えていきます。
藤崎八旛宮 初詣なう⛩ pic.twitter.com/nlF4emBbP2
— ヒガケン (@higaken7) 2018年1月1日
初詣に出かけるための交通手段を考えてしまいますよね。
公共機関を利用するのが一番オススメですが、止むを得ず「自家用車」を利用される方も多いと思います。
お正月、特別な交通規制は今のところ情報がありません。
そこで、藤崎宮八幡宮へ向かうお勧めのアクセス手段をご紹介します。
通町筋(鶴屋デパート周辺)から藤崎宮まで徒歩約16分です。
混雑する藤崎宮周辺を避け、通町筋周辺の一般駐車場に車を停めて、歩いて参拝に行久野が混雑を回避できる方法だと考えられます。
ただし、鶴屋デパート含め、アーケードのお店等で「初売り」が開催される場合は、開店前の時間(10:00前)に駐車することをおすすめいたします。
通町筋から徒歩で向かうには、電車通りを背に、上通りアーケードを直進。
県道1号線に突き当たったら右折、直進すると藤崎宮八幡宮に到着します。
(↓このようにアーケードを抜けて、突き当りを右折したらまっすぐです。)
少し歩きはするものの、この方法がいちばんの混雑回避方法だと考えられます。
935年に朱雀天皇が「平将門の乱平定」を祈願されて以来、皇室の御尊崇はもとより、多くの人から厚い崇敬を受け、地元熊本でも親しまれている藤崎八旛宮(ふじさきはちまんぐう)。
三社参りの一社にはもちろん、県外からもぜひ「初詣(はつもうで)」に訪れていただきたい神社です。٩( ‘ω’ )و
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熊本大鎮守【藤崎八旛宮】初詣~お正月三が日の開門時間や混雑回避おすすめアクセスなどを最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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