2019年1月6日(日)、新年早々に「部分日食」がみられます。
それも日本全国で・・、これってすごいことですよね。٩( ‘ω’ )و
年明けとともに、このような貴重な体験ができるとは!!
素晴らしい一年になりそうです。
部分日食は2016年3月9日以来のこと(熊本地震の前だったんですね。)
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目次 Contents
日食(にっしょく)とは
月が太陽と地球との間に入って太陽の光をさえぎり、太陽の一部または全部が見えなくなる現象のことを「月食」と言います。
太陽、月、地球が一直線に並び、地球が月の後ろに入って太陽が隠れてしまうってこと。٩( ‘ω’ )و
地球は太陽のまわりを一年かけて公転していて、月は地球のまわりを約27日かけて公転します。
ぐるぐるまわる地球と月、そして太陽が一直線に並ぶなんてことは、滅多にないことなんですよね。
そのタイミングがやってくるだけでもすごいことです。Σ(・□・;)
太陽と地球の間に月が入ることで、太陽の一部が隠れることを「部分日食(ぶぶんにっしょく)」と言います。
また、太陽が全て隠れることを「皆既日食(かいきにっしょく)」
月が太陽全てを隠しきれず、輪のように見えることを「金環日食(きんかんにっしょく)」と言います。
自然の・・、いや宇宙の神秘ですよね。
「???」と、ここで疑問が生まれませんか?
なぜ、月は太陽を全て隠したり、隠しきれなかったりするのだろうか?
月の大きさって変化するの?
太陽は月の400倍の大きさだと言われていますが、月よりも400倍遠いところに位置しているため、地球にいる私たちには同じくらいの大きさに見えています。
実は、月の大きさが変わるわけではなく、月の公転軌道(月がまわる道)に原因があるのです。
月が地球のまわりをまわる公転軌道は、まん丸ではなく、楕円(だえん)なのです。
細長い円になっているんですよね。
地球に近くなったり、遠ざかったりしながらまわります。
動画でご覧いただくとわかりやすいです。
横から見ると、月の軌道が楕円になっていること、よくわかりますよね。٩( ‘ω’ )و
地球に月が一番近づいた時は、その距離約35万km。
一番遠ざかった時は、約40万km。
その差は5万kmほどもあります。
と言われても、5万kmがどの程度なのか、想像できませんよね。
地球~月までの距離に5万kmの差があると、私たちが見る月の大きさは10%ほど違うそうです。
視直径が10%異なると、こんなに違って見えるんですね!!!
そんな理由で、月が地球に一番近いときに「日食」になると皆既日食、一番遠いときには金環日食になります。
今回見える部分日食は、月が太陽の一部だけを隠してしまったときに起こる現象です。
月食(げっしょく)ってなに?
皆既月食、部分月食など「月食(げっしょく)」という現象を耳にしますが、これはどういう現象なのでしょうか?
日食と同じくらい、ニュースやSNSで話題になりますよね!!
月が自ら「光」を発さないことは皆さんもご存知かと思います。
そう、太陽の光が反射して見えているのが「月」ですよね。
月食とは、月と太陽の間に地球が入ることで、月が地球の影になり欠けて見えることを言います。
でも、日食とは違い、月食では見えなくなるのではなく「赤く」見えるのです。
限られた場所でしか見ることができない日食とは違い、月食はどこからでも見ることができます。
日食と月食は、どちらも月が欠けてみることに違いありませんが、仕組み上は大きく異なるものなのです。
「2019年1月6日」の日食はなぜ全国で見えるの?
限られた場所でしか見えないとされる「日食」ですが、今回は日本全体がすっぽりと日食が見える地域に入っているのです。
こんなことはとてもとても珍しい、だからこと2019年は素敵な一年になる予感。٩( ‘ω’ )و
最大は北極圏に近い場所なので、日本でも北へ行けば行くほど大きく欠けて見えることになります。
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熊本での部分日食
日本国内で最大食は8:30~10:00前半だそうです。
もちろん、予想ですので多少の誤差があるかと思います。ご了承ください。
熊本市での日食はこのような形に見えるようです。
開始時刻:8:39
最大食時刻:9:47
終了時刻:11:03
ご参考までに九州各県の「部分日食」予報時間を記載しておきます。
開始時刻 | 最大食時刻 | 終了時刻 | |
福岡市 | 8:38 | 9:47 | 11:04 |
長崎市 | 8:39 | 9:46 | 11:01 |
佐賀市 | 8:38 | 9:47 | 11:03 |
大分市 | 8:39 | 9:49 | 11:07 |
熊本市 | 8:39 | 9:47 | 11:03 |
宮崎市 | 8:40 | 9:48 | 11:04 |
鹿児島市 | 8:40 | 9:46 | 11:00 |
近くに建物がない空き地や広い公園などがあれば、空が見やすい場所へ移動されるといいですね。
あとは、お天気に恵まれることを願うばかりです。(*≧∀≦*)
\ 1月6日は部分日食 /
ふたご座流星群とウィルタネン彗星の話題でもちきりですが、ここで来年の部分日食特集ページをアップ❗️https://t.co/zS6WeEza5v観察には💢専用めがねが必須💢なので、2012年金環日食で使ったアレを今のうちに探すか、早めにゲットしておきましょう😎 pic.twitter.com/LdwRt1aCXr
— アストロアーツ (@AstroArts) 2018年12月14日
今後の日食はいつ?
今回の「部分日食」が約3年ぶりだったにも関わらず、次に日本で見られる「部分日食」は、2019年12月26日(木)です。
一年に2回も日食が見れる事など、そう滅多にありません。
やはり、素晴らしい年になりそうな予感。(*≧∀≦*)
*2019年12月26日(木)
フィリピンの南海上で金環日食が見られる予定です。
それに伴う「部分日食」なので、南に行くほど月の欠け方が大きくなります。
日本全国で見える小さな部分日食だということですが、九州(南)では、その中でも大きく欠けた日食が見れそうです。
*2020年6月21日(日)
台湾で金環日食が見られる予定です。
それに伴う「部分日食」で、沖縄県那覇市では、月が84%も欠けて見えるといいます。
これまた、九州地方では貴重な「部分日食」が見れそうですね。
2020年はオリンピックイヤーでもあります。
貴重な体験が、代表選手の皆さんを強く後押ししてくれるのではないでしょうか?
午後~夕方にかけて見えるそうです。
*2023年4月20日(木)
インドネシアの方面で「皆既日食」が起こる予定です。
それに伴う「部分日食」となりますが、州南部、四国南部、紀伊半島南部、東海から関東の海岸に近いエリアに限り、見ることができるようです。
しかし、限界線付近なのでギリギリの「欠け」となる予想。
九州在住者は見える可能性がありますので、期待したいところですね!!
このような「予報」となっています。
九州エリアは幸運なことに、全回エリア内に入っているようです。
先の楽しみが増えて、嬉しいことですよね。٩( ‘ω’ )و
2019年〜2020年にかけて、3度の日食(にっしょく)が楽しめるようなので、忘れぬよう未来のスケジュール予定にぜひ、入れておいてください。
また、直近の2019年1月6日は、朝8:39より日食が始まりますので、ぜひ、ご家族で広い空を眺めて見てくださいね。
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全国で【部分日食】熊本での月の見え方や時刻について~2019年1月6日以降の日食は?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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