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熊本市南区の産廃処理場で火災発生〜原因はなに?まわりへの影響は?

熊本市南区の産廃処理場で火災発生

201927日未明。

熊本市南区にある産業廃棄物処理会社の鉄くずなどが燃える火災が発生しました。

火を消し止められるまでに12時間を要した大きな火災事故となりましたが、幸いにもけが人はいなかったとのこと。

なぜこのような火災になってしまったのでしょうか?

 

火災現場

熊本新明産業(くまもとしんめいさんぎょう)さんより出火

住所: 熊本県熊本市南区南高江3丁目3-53

熊本新明産業さんは

鉄くずの加工処理

産業廃棄物の処理

家電リサイクル処理

質量の形状証明事業

各種処理関係や販売などを行なっており、廃プラスチック類、、木くず、ゴムくず、金属くず、がれき類、ガラス及び陶磁器くずなどが取り扱い品目とされています。

熊本新明産業さんの設備は以下の通り

敷地 15,000㎡、工場 3,000

シュレッダー、ギロチン、プレス、トラックスケール、ラバンティー

リフマグ等アタッチメント付きバックホーショベルローダー、フォークリフト

その他各種重機、ヒアブクレーン搭載各種トラック

 

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どのような火災だったのか?

27日午前325分頃。

「炎と黒い煙が上がっている」との通報で、火災発生が発覚。

周辺には大量の煙が上がり、消防車など11台が出て消火活動を行いましたが、火が消し止められたのはおよそ12時間たった午後320分ごろでした。

最も燃え上がった場所は、エアコンやストーブなどが縦50メートル、横30メートル、そして高さ10メートルに積み上げられた場所だったとされています。

燃え上がったのはこのあたりだったのでしょうか?

 

被害状況は?

燃えたのは工場外に積み上げられていた鉄くずやプラスチックで、およそ1600平方メートルを焼損し、有毒ガスが発生していたとのこと。

これほどの大きな火災にも関わらず、けが人がいなかったのは幸いなことです。

しかし、熊本市の広い範囲に異臭が漂い、消防には60件近い通報があったようです。

熊本市環境政策課によりますと、北区以外の広い範囲で7日午前中にPM2.5の数値が上がっていますが、この火事の影響だとされています。

中でも、南区城南町では午前6時に122μgと、健康に影響を及ぼす恐れのある値を大きく上回りました。

みなさん、ご存知のようにPM2.5は、大気中に浮遊している直径2.5μm1μm(マイクロメートル)以下のとても小さな粒子で、工場や自動車、船舶、航空機などから排出されたばい煙や粉じん、硫黄酸化物(SOx)など大気汚染の原因となる粒子状の物質のことですね。

環境省では、「1日平均値70μgm3(マイクログラムパー立方メートル)」を超えると健康影響が生じる可能性が高くなるとされています。

どのような症状が現れるのかは個人差もありますが、粒子の大きさが非常に小さいため、肺の奥深くにまで入り込みやすく、ぜんそくや気管支炎などの呼吸器系疾患や循環器系疾患などのリスクを高める恐れがあると言われていますね。

この火災により、一時的にPM2.51日平均値をはるかに超えましたが、体調を崩し救急搬送された人はいなかったということです。

現在は平常値に戻っています。

 

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火災の原因は?

詳しくは警察と消防が調べている最中ですが、可能性として考えられることは

「廃棄物の中には乾電池などもあり、雨に反応して出火した?」ということのようです。

家具や自転車などの金属ごみをリサイクルするために「破砕機」という機械で10センチほどの金属片に砕く作業をしていたということでスプレー缶やガソリンタンクなど混じっていて爆発した可能性があるということです。

という情報もありました。

周辺は工場や会社などが立ち並ぶ場所ではありましたが、一般住宅も隣接しています。

「車で来てちょっとドアを開けたらにおいがすごかった。」

「ふだんはぜんぜんこんなにおいしないからこんなきついとは思わなかった」という声が聞かれました。

火が工場内で止まったことが、不幸中の幸いだったといえます。

熊本では、前日の夕方から雨が降っており、時折激しくなることもありましたが、詳しい原因についてはわかり次第、警察、消防から発表があることと思います。

 

工場での火災原因について

溶接や切断機などから火花が引火し火災が発生するケースが最も多いとされていますが、全国で自然発火による火災も少なくありません。

自然発火とは物質が常温の空気中で自然に発熱し、その熱が長い時間蓄熱され、燃焼を起こす現象です。

自然発火は、酸化・分解時に発生する反応熱が大きく、熱が物質内に蓄積しやすい状態がある場合に起こります。

 

酸化熱による発熱
油脂類等の酸化されやすい物質が、空気中の酸素により酸化されてそれに伴う反応熱が蓄熱されて発火するもの。

エステサロンやクリーニング店などに多いそうです。

 

吸着熱による発熱
活性炭等の炭素粉末類は空気中にさらされた場合、空気中の各成分と吸着し、その際に吸着熱が生じるもの。

 

発酵熱による発熱
発酵熱とは微生物が有機物を分解し、炭酸ガス・アルコール等を生成する際に発生するもの。

 

分解熱による発熱
一つの物質から異なる2種類以上の物質ができる分解反応時の発生する熱を分解熱といいます。

分解熱で発火する物質して、ニトロセルロース(硝化綿)やセルロイド等があります。

ニトロセルロースは、着火すると激しく燃焼する性質があり、主にラッカー塗料や火薬などに

使用されています。

セルロイドは、熱可塑性樹脂で加熱で軟化し、成形が簡単である事から古くからプラスチック製品として使用されています。

 

今回、熊本新明産業さんで起こった火災も「自然発火」の可能性が大きいとされています。

産業廃棄物処理会社に廃棄物を依頼する際に、じぶんたちが十分な注意を払うこともこのような大きな火災を防ぐ要因になると考えられます。

また、家庭内でのゴミでも十分あり得る火災原因となりますので気をつけて生活しなければいけませんね。

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熊本市南区の産廃処理場で火災発生~原因はなに?まわりへの影響は?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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