ペルセウス座流星群といえば、三大流星群の一つですね。
そのペルセウス座流星群が2019年8月12(13)日0:00~4:00に極大を迎えます。
天体観測は、子供さんの夏休みの自由研究にも最適ですね。
夏休みのイベントとして、ペルセウス座流星群観測はおすすめですよ。
目次 Contents
流星群(りゅうせいぐん)
流星群とは、天球上のある一点を中心に放射状に広がるように出現する一群の流星のことをいいます。
皆さんは彗星(すいせい)をご存じですよね?
太陽系小天体のなかで、主に氷や塵などでできており、太陽に近づいて一時的な大気であるコマや、コマの物質が流出した尾(テイル)を生じるものです。
流星現象を引き起こす流星物質は、この彗星から出ていると考えられています。
スポンサーリンク
三大流星群
最も有名な流星群が三大流星群と言われていますが、その三つの流星群は以下の通りです。
*しぶんぎ座流星群
寒い夜空を見上げることがあるでしょうか?
しぶんぎ座流星群(りゅう座流星群とも呼ばれます)は、1月4日ごろに出現の極大を迎えます。
母天体に、ヘール・ボップ彗星などがあるが、ヘール・ポップ彗星は、20世紀で最も広く観測されたであろう彗星なんですよ。
18か月もの期間にわたって肉眼で見ることができ、それまで記録を保持していた1811年の大彗星の2倍にもなったのです。
母天体の方が気になってしまう、、、
*ペルセウス座流星群
今回、ご紹介している流星群で、8月13日に極大を迎えます。
母天体はスイフト・タットル彗星で、周期133年の周期彗星。
次に地球に接近するのは2126年8月5日だとされていますので、自分には観ることが不可能でしょう。
*ふたご座流星群
冬の夜空は星が綺麗なはずですね。ふたご座流星群は12月20日ごろ極大を迎えます。
母天体はファエトン (小惑星)と考えられています。彗星ではないんですね。
小惑星(しょうわくせい)は彗星とは違い、コマや、コマの物質が流出した尾(テイル)がないものをさします。
他、流星群として
4月:とも座π(パイ)流星群
5月:みずがめ座η(イータ・エータ)流星群
8月:はくちょう座κ(カッパ)流星群
10月:ジャコビニ流星群
10月:オリオン座流星群
10月:しし座流星群
12月:こぐま座流星群
などがあります。
10月の流星群も見逃せませんね!!
スポンサーリンク
ペルセウス座流星群 2019年の見え方は?
夏の風物詩ともなった「ペルセウス座流星群」ですが、2019年の見え方としてはあまり条件が良くないようです。
なぜなら、ほぼ満月の状態だからです。
月明かりが流星群を観るにあたり、デメリットになるんですね。
また、ピーク時間が夕方16:00頃。
この時間に星を観ることは難しいと言えます。
とはいえ「見えない」とい訳ではありませんので、夢を持って空を仰ぎたいですね。
ペルセウス座流星群の見頃はいつ?
2019年8月13日(火)0:00~4:00頃
この時間に観れない場合でも、前後で活動がみられるはずですので
2019年8月14日(水)0:00~4:00頃
2019年8月12日(月)0:00~4:00頃
も、ぜひ空を眺めてみてください。
3日間とも観測できれば、それに越したことはありませんよね。
ペルセウス座流星群を観る方角は?
基本的にはどこからでも見えます!!
できれば、月明かりを避けたいところので、夜通し観られる場合は北側が良いでしょうか?
夜早めの時間であれば西側。
夜遅め~夜中にかけての時間であれば東側の空を観るのがおすすめです。
スポンサーリンク
熊本で観るには?
日本全国、見える方角は同じです。
方角がわからない場合は。
スマホアプリをご利用ください。
個人的には恵方巻き関連のアプリがおすすめです。

自分は「恵方マピオン」というアプリを利用しているのですが、図のように現在地からの方角がすぐに理解できます。
便利ですよ。(もちろん恵方巻きを食べる時にも大活躍!!)
熊本城から見ると、北の空を見るにはこの方向ということになります。
アプリさえあれば、熊本にいてもペルセウス座流星群をバッチリ捉えることができます。
また、純正のアプリ(コンパス)も活用できますよ!
2019年以降のペルセウス座流星群は?
肉眼で観れるペルセウス座流星群ですから、できれば毎年「観たい!」と願いますよね。
そこで、今後のペルセウス座流星群がどのような条件で観られるのか、調べてみました。
極大日 | 時間 | 見え方 | |
2020年 | 8月12日 | 22:00頃 | 夜半以降月明かりがあるが、電波観測では条件はまあまあというところ |
2021年 | 8月13日 | 4:00頃 | 8年ぶりの好条件です!!月は10:00手前には沈みます |
2022年 | 8月13日 | 10:00頃 | ほぼ満月で、極大も夜明け後と観測条件は良くありません |
2023年 | 8月13日 | 16:00頃 | 月は2時頃昇るのですが、ピーク時刻は夕方・・ |
2024年 | 8月12日 | 23:00頃 | 月は23時頃に沈み、夜半以降は好条件です |
2025年 | 8月13日 | 5:00頃 | 21時頃月が昇るため月明り対策が必要です |
夏休み中ということで、3日間観測した様子をレポートにまとめると、子供さんの自由研究材料にもなるのではないでしょうか?
その場合、子供さんにも使いやすい天体望遠鏡を用意されるのもおすすめです。

今夜、ペルセウス座流星群がピークです。21時頃から楽しめますが未明に最も多くなりそう。街中で1時間に数個、暗い空では1時間あたり数十個の流れ星が。どちらの方角でもいいので、できるだけ広く空を眺めましょう。 pic.twitter.com/ledysimZyp
— から揚げ君 (@koinifskokas21) 2019年6月16日
今朝のペルセウス座流星群の流星です。日光、戦場ヶ原にて撮影。(流星の下のほうの明るい星が北極星。右縦の光の帯が天の川。) pic.twitter.com/2Uuc98E2d8
— ホンマでっか!?ツイート (@HonmadekkaTweet) 2019年6月15日
家族でペルセウス座流星群を観測するのも、楽しいですよね。٩( ‘ω’ )و
ぜひ、2019年の流星群をご家族皆様でご鑑賞ください。
スポンサーリンク
・全国で【部分日食】熊本での月の見え方や時刻について~2019年1月6日以降の日食は?
・2019年【ストロベリームーン】が見える方角、時間は?~オススメのものもご紹介
・【夏休み6日短縮】熊本市立小中学校で実施~短縮理由と授業時間確保の現状
・【熊本市立熊本博物館】リニューアルオープンで何が変わるの?~入館料、見どころなど~イプシロン打ち上げPVについて
・【SAKURA MACHI Kumamoto(サクラマチ クマモト)】オープンはいつ? イベントはある? 交通状況は?~熊本初出店テナントにも注目!!
・火の国まつり2018年の日程は?激混み交通渋滞を避けるアクセス方法は?
・熊本城の観光~お花見情報、桜の馬場城彩苑(じょうさいえん)やアクセス方法など
【ペルセウス座流星群2019】見頃時間や方角~熊本で観るには?を最後までお読みいただき、ありがとうございました。
コメントを残す